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2025年8月26日
厳しい残暑が続きますが、そろそろ夏も終わり。
ガソリン補助金は、5月下旬より定額の引下げ措置を実施中。
⾜元の物価⾼にも対応する観点を踏まえ、ガソリン・軽油については 定額 10円/Lを支給。
175円を超える部分については 全額補助が行われますが、ガソリン価格は再び変動するようになりました。
この夏のガソリン価格を、原油価格・ガソリン補助金の動きと合わせてふり返ってみましょう。そして、気になる「走行距離課税」の導入とは!?
6月はガソリン補助金の支給額拡大と共に、ガソリン価格も値下がりとなりました。
久しぶりの160円台に喜んだのも束の間。
原油価格の急騰の影響もあり、ガソリン価格は再び値上がりへ。
7月は一旦値下がりに転じ、なんとか160円台をキープしましたが、8月に入り 170円台へと緩やかな値上がりが続きました。
夏休みで長距離移動をする方にとっては、今年も厳しい夏でしたね。
原油価格は5月末には 1バレル60ドルが、6月中旬には 75ドルまで値上がり!
この原油価格急騰を受けて、ガソリン価格も6月は値上がりに転じたのですね。
その後7月は、70ドルを超えることはなく、60ドル台後半を推移。
8月には60ドル台前半と落ち着きを取り戻しましたが、ガソリン価格は下がりませんでした。
再び円安傾向にあることも一因かしら。
ガソリン補助金は、5月下旬より定額の引下げ措置が実施され、6月12日は満額10.0円に到達。
≫ ガソリン補助金新制度で ガソリン価格は値下がりしたか検証!
その後6月26日には 13.4円と、175円を超える部分についての補助も支給されました。その後もたまに10円を超える補助が支給される時もあります。
ガソリン価格が値下がりしても、定額10円の支給が続いているわね。
このガソリン補助金は「ガソリンの暫定税率について結論を得て実施するまで」続きますが、ガソリンの暫定税率は年内に廃止することが、7月末に与野党で合意されました。
ただ、ここにきて暫定税率に変わる「走行距離課税」の導入が検討されていることがニュースで話題となりました。
朝日新聞によると、老朽化が進む道路や上下水道などの維持・補修に充てる財源を確保するため、政府は暫定税率にかわる財源となる新税の創設に向けた検討に入るそうです。
確かに道路の維持・補修は大切だけど、ガソリン価格が下がったとしても、車を維持する費用は変わらなくなる!?
まだ検討段階のようですが、今後の動きに注目が集まりますね。
今年の夏のガソリン価格も高止まりが続きましたが、今週ようやく 6週間ぶりの値下がりとなりました。
≫ 【集計レポート】2025年8月25日(月)時点のガソリン全国平均価格
一ヶ月程続いた値上がりからやっと一息ついた形ですが、ウクライナがロシアへの攻撃を強化したことで供給への懸念が高まり、原油価格は先週末から小幅な値上がりとなっています。
今後再び値上がりに転じないことを願いつつ、皆さんからのガソリン価格投稿をもとに、値動きに注目していきたいと思います。
スマホ版gogo.gsから、価格投稿しやすくなったよ!どんどん投稿してね。
≫ 【スマホ版gogo.gs】ガソリン価格投稿の導線が増えました!
給油した際のガソリン価格、看板で見かけたガソリン価格情報の共有を引き続きよろしくお願いいたします。
この夏のガソリン価格、いかがでした?